Isfahan

isfahan

エスファハーンと読みます。
何だと思いますか? 実はイランの都市の名前です。

作曲は、デューク・エリントン(Duke Ellington)と「A列車で行こう」のビリー・ストレイホーン(Billy Strayhorn)。
演奏はご存知、リード・アルト・サックス奏者のジョニー・ホッジス!(Johnny Hodges)です。

YoutubeではどういうわけかDuke Ellingtonが隣で譜面を持ってJohnny Hodgesに見せている動画が投稿されています。


さて今回、我らがコンサートマスター尾崎幸人がこの曲に挑戦しましたが、いかがでしたでしょうか?
年齢とともに演奏にも味が出てきたと思いますが、いかがでしょうか?

ビッグバンドではほとんどの曲はコンサートマスターの「ワン・ツー・スリー・フォー」のかけ声で曲を始めるのですが、この曲は練習していくうちに尾崎幸人が頭のフレーズを吹いて、それに皆が合わせていくことにしました。
曲の途中でも何度か同じフレーズがでてくるので、その前に皆が一旦止まって、ソロの後に合わせるようにしました。

本番では、なかなかよい雰囲気を出せたと思いますが、手前味噌でしょうか?

尾崎幸人は始まりを少しだけ飲んで(遅らせて)入って雰囲気を出していました。
チョットだけなのですが、本番中ではピタリと合わせようと集中していたので、このチョットだけが10秒も待たされた気になりました。

こういった間の取り方は、能、民謡、歌舞伎などにもあるように思います。

テレビで久々に森進一の「おふくろさん」を聞きましたが、演歌も間が大事です?
う~~ん、尾崎幸人もたまには良質?の演歌も聞けば、益々と演奏に味わいが出てくることでしょう。

(江元)