リズムセクション
ドラム、ベース、ギター、ピアノ、パーカッションで構成されるセクションで、
リズムを担当するだけにとどまらず、ビッグバンドの曲調を決定する重要なセクション。
ビッグバンドの土台とも言えます。
それぞれの特徴は次の通り。
ピアノ:リズムを刻むというよりは、曲中でのアクセント、コードの提供の他、ソロも多い。
ギター:ビッグバンドの場合リズムを刻んでいることが多く、まさにバンドのノリを出すリズムセクションの中心。ソロを担当することもある。
ベース:曲を通してビートを刻み続け、目立つことはないが、音楽にはなくてはならない「ベース」。ないと曲全体が締まらなくなる。
ドラム:ベースなどと共に曲のテンポと曲調を整えるのがメインだが、リズムを刻む他に、曲のダイナミズム、曲調の変化をつけるなど、曲中では指揮者とも言える存在。
ホーンセクションのフレーズの合間に入れる「呼び込み」の役割も期待される。
パーカッション:ドラムと共にリズムを刻むが、主にボサノバやアフロなどラテン系の曲で活躍。カラフルにクールに、時には熱く演出してくれる。