カウントベイシー・オーケストラで、初めてネスティコが作編曲を担当した、1968年発売の同名アルバムの一曲目より。
(このアルバム、1997年に、日本で「世界初CD化」されました。大急ぎで買ったなんていうのは……JFAでも年配組ですね……。)
冒頭12小節のリズム隊のイントロからして、いかにもベイシーナンバー。
それにサックスセクションが続き、ブラスセクションが強力に加わり……。
我らがJFAとしては、ピアニッシモからフォルテッシモまで、メリハリの効いたダイナミクスで聴かせたい!
がんばりすぎないで、必死になりすぎないで、粋に聴かせたい! と臨みましたが、いかがでしたか。
テナーサックスのソロは清藤幸子さん。ピアノは鷹野はるみさん。ビッグバンドの超有名曲ながら、お二人とも、それこそ粋に決めてくれました。
山口裕司さんのMC、ご記憶でしょうか? 「日本で「フォー・ビート」というのは、アメリカでは「ストレイト・アヘッド」になるんですって」。
ライヴ本番に初めて知った私を、山口さん、どうかお許しください。
(野村耕一郎)