Big Swing Face

バディ・リッチの同名アルバムに収録されている、ビル・ポッツ作編曲のブルースです。

バディ・リッチの同名アルバムに収録されている、ビル・ポッツ作編曲のブルースです。
英語の苦手な私が訳すと「大きく、揺れる、顔」。
顔?・・・バディ・リッチの?・・・(確かにそうかも・・・)
揺れる顔なら「Swinging Face」が適当な気もするし、「Face」って太鼓の打面のことかな。
だけどあれはヘッドって呼ぶよね普通・・・
などとくだらない思いはともかく、ライブの演奏です。

アンコールの1曲目、リードラッパであるにも拘らず既に消耗してバテバテの私は、セカンドの武田さんに、「こことここ、僕の代わりに吹いてください」と無茶なお願いをするという、「だって音が出ないんだもん」作戦でなんとか乗りきりました。

さて実際の演奏は、イントロ~テーマの後、まずは中村(現 鷹野)はるみさんのピアノソロです。
いつも色々トライする彼女のソロはバンドのメンバーも皆が楽しみにしています。
今日のソロも素敵で、アンコールというタイミングも手伝ってかとてもリラックスして弾いているのが伝わってきました。

そしてソロ2番手はアルトサックスの平瀬さん。
最近めっきり上手になったとメンバーの間でも話題ですが、シャイな性格からかあまり前に出てアピールする姿を見せてくれません。
そんな彼を見守るように2コーラス目からはギターの松波さんが加わって、1コーラスずつ掛け合いながら数コーラス後に4バースへと移っていきます。

こういうブルースでは(ソロ後方の)バッキングが当日のリハーサルで変更されることはよくある事ですが、
この二人の4バースの行方を見届けようと聴くあまり、危うく(今日決まった)最後のバッキングを忘れてしまうところでした。(^_^;)

我に返ってバッキングの後はサックスのソリ、ソロ回しで熱くなったバンドを落ち着かせてくれるアンサンブルです。
そして落ち着いた所で最後のソリストはトラペットの野村さん。
「とにかく突き抜けた感じで」という武田さんのリクエストに応える入魂のソロでした。

最後のテーマ~エンディングは、余力を残すことなく出し切って曲を終えました。
あ・・・アンコールもう一曲演るんだった・・・。(^_^;)

ところで冒頭のタイトルの訳、私は勝手に「す(ん)ごいスイング感」としましたが、皆様は如何でしょうか?

(玉井)

 

 

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