1930年、ホーギー・カーマイケル(Hoagy Carmichael)作曲、ステュアート・ゴレル(Stuart Gorrell)作詞で、
邦題は「我が心のジョージア」。
ホーギー・カーマイケルは「スター・ダスト」の作曲者としても有名です。
ちなみに「ジョージア」ですが、Wikipediaによると、
ホーギー・カーマイケルの姉妹のジョージア・カーマイケルのために、歌詞が書かれ、「ジョージア」が州名か人名かあいまいだとされる。1965年発表のカーマイケルの自伝で、バンドリーダーのフランキー・トラムバウアーからアメリカ南部をイメージした “Gorgia” という曲の注文から作られたことが述べられ、ジョージア州をさすことと広く認められている。
・・・そうですが、
歌詞の内容からするとどちらにも取れるように作ったように思えます。
(歌詞は、著作権の問題などあるかもしれないのでここには掲載しません)
ジャズやブルースでも良く演奏されるスタンダード・ナンバーとして有名ですね。
レイ・チャールズのが一番有名かもしれませんが、プロアマ問わず、またボーカルだけでなくインストでも良く演奏されます。
今回のビッグバンドアレンジ(Arr. by Dave Wolpe)もかなり良いアレンジです。
レイ・チャールズのスタイルが8分の12拍子の、いわゆるリズム&ブルーズ色の強いものだったので、以降このスタイルが定着したようですが、このDave Wolpeのアレンジもそれに倣っています。
音域も無理なく、構成もシンプルでわかりやすく、適度にレイドバックした、ダイナミックな演奏ができるので、後で(ドラム)叩いていても非常に気持ちいい曲です。
テナーのソロはさっちゃん(清藤幸子)。
他の曲でも大活躍ですが、この曲でもまさにピッタリ、これしかないよねというソロ。
イントロから1番、間奏(テナーソロ)からBメロ、Aメロ、エンディング、とまさに完璧な流れ!
ベタだけどこういうシンプルなのが一番わかりやすくていいですよね。
大阪が私のジョージアだというボーカルの菊地さんも、普段は透き通った非常にきれいな声なのですが、
今回は少しハスキーに、そしてソウルフルに歌いあげてくれました。。
ちなみに、ファンク好きとしてはレイ・チャールズよりもこちらのほうが馴染みがあります。というか良く聴いてました。
ソウルバンドでこれやってたというのもありますが。
Life on Planet Groove Maceo Parker Minor Music 2012-02-23by G-Tools |
(丸田)